梅雨が明けたら熱中症対策!! 文京区茗荷谷take整骨院ブログ

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今年は関東甲信越の梅雨明けが平年より22日早く、6月に明けるのは初めての事みたいですね。

梅雨が明けて注意しなくてはならないのは、熱中症です。

体は、基礎代謝や運動することにより常に熱を生み出しており、汗をかくなどして自然と体温を調整しています。

しかし、「気温が高い」「湿度が高い」「風が弱い」「日差しが強い」などの影響で、体が発生させる熱と、汗などによる熱の放出のバランスが崩れて体温が著しく上がってしまいます。

このような状態になってしまうと、熱中症を起こす可能性が高くなってしまうのです。

熱中症になりやすい人の特徴として「体温調節機能が低下している高齢者」「体温調節機能の未発達な子供」「肥満の人」「運動をしない人」「暑さに慣れていない人」などが挙げられます。

油断大敵!「室内熱中症」

熱中症になる危険があるのは、炎天下の屋外だけでなく、室内で熱中症を発症して緊急搬送される方も決して少なくありません。

近年の高齢者や乳幼児の熱中症が急激に増加しており、東京都福祉保健局のデータによると熱中症による死亡者の約半数は室内で死亡しているとの事です。

屋外では熱中症を意識して予防や対策をしている人でも、室内だから大丈夫と知らず知らずの内に症状を発症していることがあるので、室内でも油断せずに対策をしましょう!

熱中症にならないための対策


①風通しを良くする。

室内に熱い空気や湿気がこもらない様に通しを良くしましょう。

外気が涼しい朝や夜に、対角にある窓を開けることで、部屋の中に風の通り道が出来ます。

また、暑い空気は天井に上る為、できるだけ高い位置の窓から空気を入れ替える様にするといいでしょう。


②日差しを遮る工夫をする。

部屋に強い日差しが入ってくると室内の温度が高くなってしまいます。

カーテンレースや植物などを使って強い日差しを遮る工夫をし、直射日光が当たらない位置で過ごすように心がけましょう。


③冷房を利用する。

節電の為、冷房が苦手などの理由から冷房を付けない人がいますが、暑い日には冷房を利用して、上手に温度を調整しましょう。

近年東京都内で屋内で熱中症で亡くなった方の内、約85%のもの人が発症時に冷房を使用していなかったという記録があります。

暑い時は我慢をせず冷房を使い熱中症に気を付けましょう!

 

このような対策をして暑い夏を上手に乗り越えましょう!
次回は熱中症と関係の深い脱水症状について書いていきます。