打撲 (打ち身)

 

「痛っ…!角に足をぶつけた…!」

普段の生活でこんな事はありませんか?

 

✅ タンスの角に足をぶつけて青あざが出来て痛い。

✅ 机の下の物を拾い立ち上がろうとしたら机に頭をぶつけた。

✅ スポーツ中に相手とぶつかりその部分に痛みがある。

✅ スポーツ中に太ももをぶつけて痛みで立てなくなった。

✅ サッカーをしていてスネを蹴られて痛みがある。

✅ 気が付いたらいつの間にか青あざが出来ていた。

✅ 青あざが何日経っても治らない。

✅ シップを貼っても全く良くならない。

 

打撲は別名を打ち身ともいい、身体のどこかをぶつけた時に起こるケガであり、日常生活やスポーツ活動中、仕事中などあらゆる場面で起こりやすく、ぶつけた所やその周りに腫れや熱感、内出血が起こります。主に損傷する所は皮下組織と筋肉で頭や顔、胸、骨盤付近の打撲ではその下にある脳や肺、内臓などを一緒に損傷することもあり、また、強くぶつけた場合には骨折や脱臼を起こす事もあります。

 

打撲をしてすぐにはRICE法、つまり、(安静)(冷却)(圧迫)(挙上)が処置の基本となり腫れや熱感、内出血を防ぐために包帯やテーピングで圧迫固定を行い患部の安静を図ります。痛みや腫れが収まってきたら内出血を吸収させやすくために温める必要があります。

 

頭部や体幹の強い打撲で内臓損傷が疑われる場合には脈拍や呼吸、血圧などが不安定になりやすく、また、軽い打撲でも腹部などでは臓器を負傷している可能性もありますので注意が必要となります。

 

内出血は初め赤くなり腫れが観られ、1日から数日の間に暗い紫色になり見た目で分かりやすくなります。体幹の打撲の後では小さかったあざが大きく円を描くように広がっていき、腕や太ももの打撲では時間が立つにつれだんだんと下の方に下がっていきます。内出血がなかなか引かない場合は血腫という血の塊が出来ていることが多いです。

 

また、特に注意をしたいのが特に太ももやふくらはぎ、前腕部の打撲です。太ももの打撲では血腫が大きくなってしまうことが多く血腫がなかなか引かないと筋組織にカルシウムが溜まり骨化する(骨化性筋炎)になりやすく、そうなってしまうといつまでたっても痛みが引かない、膝が曲げられないといったことが起こり、ふくらはぎや前腕部の打撲ではふくらはぎ、前腕部の中の圧が急激に高まる区画症候群(コンパートメント症候群)になりやすく、血行障害や神経障害を引き起こし筋肉の機能不全を起こしたり、場合によっては筋肉が壊死してしまうこともあります。コンパートメント症候群になると阻血症状(疼痛、蒼白、拍動消失、感覚異常、麻痺)が見られ、その場合は速やかに固定を外す必要があります。

 

このように単なる打撲でも軽度なものから重度なものまで様々ありますので軽く考えず一度専門の治療院へ行き判断を仰いでください。

 

1日でも早くその悩みを解消しませんか?

 

「膝を打撲して来院しました。初めて来た時は、腫れとアザがでて、曲げるのも痛かったのですが包帯を巻かれ、1日経ったら、かなり楽になりました!治るまでしっかり通います。」

※お客様個人の感想となります。

 

 

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