ぎっくり腰の施術

take整骨院ブログ

 

院長の吉田です。

 

ぎっくり腰のお客様がご来院しました。

 

当日に受傷し、腰が伸ばせず、前傾した姿勢でやっとのこと歩いてご来院の様子でした。

 

まずは、横向きで寝た状態で、腰部へのアイシング。そこから、仰向けで寝た状態で、大腿部、下腿部、足首までの筋緊張、捻じれを取り除きながら、腹部からインナーマッスル、腹壁攣縮を利用し腰部へのアプローチ、股関節の筋肉、神経へのアプローチを行いました。

※補足 最近では、アイシングをすると痛みは緩和するが回復に時間が掛かるという意見もありますが、当院では現時点では必要であると考えている為、アイシングを行います。

 

状況が状況であった為(動かすと腰部の痛みが増強)、施術前に動きの検査は行いませんでしたが、股関節の屈曲、回旋の可動域が回復した為、立ってもらうと背筋を伸ばした状態で立つ事が出来、歩行も正常になりました。「また、痛みがぶり返しますよ。」と伝え、寝て安静に過ごす様、アドバイスとアイシングのやり方をレクチャーし、一日目は終了。(コルセットの付け方も指導してます)

 

二日目は、案の定、痛みが戻り、腰部前傾姿勢のままご来院(コルセットは着用せず…)。前日同様、横向きでアイシング、そこから臀部~ハムストリングの筋肉をほぐし、梨状筋、経穴へのアプローチ、仰向け状態から、腹部、股関節へのアプローチ、大腿部~下腿部へは湯治法の手技を使い、起き上がってもらうと一日目よりも楽との事。姿勢も良い状態で歩行も正常な為、近所の散歩くらいの歩行をお願いしました。→痛みの度合いにもよりますが、回復具合によっては少し歩行すると更に身体が楽になります。

 

三日目は、ご来院した時から、姿勢も良く、痛みも僅かとの事。うつ伏せが可能であった為、うつ伏せで患部の気持ち良い所のみアイシング。そのまま、腰部、臀部、ハムストリングをほぐし、仰向けで腹部、股関節へのアプローチ。術後は全く痛みなしとなり、こちらもホッとしましたが、重たい物を持つ事や、調子に乗って動き過ぎると痛みがまたぶり返しますよと念押し。コルセットは痛みがなければ外し、痛い時のみ使用する様にお願いしました。その後の経過も良好です。

 

今月来院されたぎっくり腰のお客様は、この方に限らず、三日目で姿勢、歩行も良く、痛みもほとんど取り除く事が出来ました。日頃の技術のアップデートの賜物であり、日々、腕を磨き続けたお陰ですね。

 

こんな、内容を書いていると、中々に治らないお客様がご来院し、頭を悩ますのですが、ひたむきに向き合い、多くのお客様の身体を治せる様に努力を続けていきますよ!(たまにサボるけどな 笑)